「キヤノン方式のセル生産で意識が変わる会社が変わる」(酒巻久:キヤノン電子社長)
2006/04/01 書籍の仕事 by admin
キヤノン方式のセル生産とは、意識改革に基づく高効率経営を目指したマネジメントです。キヤノンのグループ会社・キヤノン電子は、キヤノンの活動を手本としながら、工場の生産革新から全社的な「セル生産システム」へと発展させることに成功しました。
その結果、6年間で利益率8.5倍、工場スペース75%削減、生産量4倍という脅威の経営革新を達成します。実質赤字経営だったキヤノン電子に、いかにセル生産が定着し、従業員の意識が変わり、優良企業へと変わっていったのか。セル生産による生産現場の改善にとどまらず、販売、間接部門まで、全社改革はいかに進んでいったのか。それら、革新の全軌跡を、多彩なエピソードを交え、詳細に紹介していきます。
著者:酒巻久(キヤノン電子株式会社社長)
構成:伊田欣司(クリエイティブアーティスツ)
発行:日本能率協会マネジメントセンター(2006年4月1日)